2020年12月26日土曜日

Integral

 


奈良醸造の定番アイテムとして発売されているクラシックセゾンです。セゾンの故郷であるベルギーで使われているホップ(Styrian Goldings, Merkur)とモルト(Pilsner Malt, Carapils)にこだわったという。 ミュズレを抜くとハチミツのような香りがたちこめ、アルコールとエステルが奏でる熟成感のあるフレイバーと、爽やかでドライな味わいが楽しめます。セゾンならではの複雑で雅やかな味わいが魅力です。

奈良醸造 Integral(インテグラル)  Alc:7.5% IBU:24  WEBサイト>>>

2020年12月11日金曜日

小布施ワイナリー おじいさんのブランデー

 


小布施ワイナリーから発売された Eau de Vie de Raisin です。ワイナリーのおじいさんが冬のあいだ寝ずの番をしながらワインを蒸留してできたブランデーです。

コニャックで使われるシャラント式蒸留器(単式蒸留器/直火)で2回の蒸留が行なわれ、再留時にでるごくわずかなクール(中取り)だけを熟成させます。蒸留前のワイン10本に対して1~2本程度しかとれないというまさに採算度外視の芸術品。

まるで葡萄をほおばっているかのような果実感、アルコールを感じさせない優しさ、甘いフレイバーが喉の奥に広がり心さえ暖めてくれます。おじいさんのやさしい笑顔がよみがえります。


2020年9月24日木曜日

時空を超えて

京都醸造から発売された ヴィース(Wiess)という古典的なスタイルのビールです。かつてケルンで親しまれていたビールを再現した淡色エールで、おだやかなモルトフレイバーとキリリとした風味がシンプルな美味しさをつくりだしています。華やかな香りをはなつ酵母やホップ、さらにビアスタイルまで混沌とした風潮の中で一石を投じるかのような味わいです。 

京都醸造 時空を越えて Alc:5% IBU:22 WEB>>>

2020年8月13日木曜日

繊細なブレタノマイセス

 



京都醸造から発売されたブレタノマイセス ゴールデンエールです。輝きのある黄金色のボディに、複雑味のあるブレットな香りとビワやカリンを想わす穏やかな柑橘フレイバーが調和しています。

トラピストビール オルヴァル(ベルギー)にインスパイアされたというこのビールは、ベルジャンタイプのハウス酵母とブレタノマイセス酵母を使用して並行発酵する事により、果実、干し草、土壁といった複雑で繊細な味わいをつくりだしています。

日本人には馴染みにくいブレタノマイセス酵母を巧みにつかって繊細な風味に仕上げてているところがこのビールの魅力です。


2020年6月20日土曜日

Mosaic ならではの複雑フレイバー



志賀高原ビールから発売されたヘイジーIPAです。米国産ホップ Mosaicのシングル使用ですが、マンダリンオレンジ、
パパイヤ、チューインガムといった複雑なフレイバーを感じるのはこのホップならでは。まるで数種類のホップを使ったように柑橘や南国フルーツなどいろいろな風味を感じさせてくれます。モザイクの由来は複雑な模様にあるとか。

志賀高原ビール Mosaic IPA Single-Hop Brew  ABV:6% IBU:35 Web>>>

2020年6月9日火曜日

箕面ビール Boogie Woogie Shake IPA


国際女性デー(3/8)にちなんで世界の各地の女性ブルワーが「 Pink Boots Collaboration Brew 」を醸造するイベントが行われています。今年はこの企画のために開発されたオリジナルブレンドホップ「Pink Boots Blend Hop」を使用して共通テーマのミルクシェイクIPAが製造されました。

箕面ビールがつくった Boogie Woogie Shake IPAは、まさに女性らしく優しいタッチを感じるシェイク。グアバやマンゴーなど南国フルーツの風味もさることながら、果実に由来するかのような爽やかで清々しい酸味が Alc4%という濃厚なボディをまとめ上げている印象。女性ブルワーならではの可能性を感じさせてくれます。

2020年2月6日木曜日

今年は湘南ビールチョコレートポーターが人気!




バレンタインにむけてチョコレートビールが続々入荷中です。大麦麦芽(モルト)を強く焙煎することによって芳ばしく深みのあるチョコレート風味をつくりだしています。今年は湘南ビールチョコレートポーターが人気です!やはりラベルが可愛いいんですね。

バレンタイン2020 チョコビール特集 WEB>>>

2020年2月1日土曜日

反射炉ビヤ 木樽のペティアン麦酒


おもしろいビールを矢継ぎ早にリリースする反射炉ビヤ、新商品が毎週のように出るので名前と内容をおぼえきれず頭をかかえてしまう。 笑

そして今回は木樽で発酵・熟成させたというワイン酵母ビールのビールだ。木樽ビールといえば高アルコールタイプが多いのだがなんと5%という。赤みがかったオレンジのボディーに花梨や枇杷といった和柑橘のフレーバーと木樽の複雑味、さらにワイン酵母ならではの微かな酸味が魅力をたかめている。

また温度があがるにつれ心地よい甘みを感じることができる。そう、かつて飲んだ熟成感のあるヴァンムスーに印象が重なる。食事とともに楽しみたい上質なビールだ。

反射炉ビヤ 木樽のペティアン麦酒 WEB>>

2020年1月13日月曜日

志賀高原ビール Smol-P


志賀高原ビールから発売された限定品です。同社のラインナップでいちばん「ちっちゃいやつ」というスモール。このビールテイスティングしていると英国の伝統的なビターを思い浮かべます。おなじようなアルコール感(3~4%)ですが、ビターはモルトが効いているのに対してSmol-Pはホップです。いかにも現代的というか志賀高原ビール的な味わいですね。

志賀高原ビール Smol-P  Alc:3.4% IBU:12    WEB>>>

2020年1月7日火曜日

タカヒコソガ パストゥグラン 2017


お正月にいただいたタカヒコソガ パストゥグラン 2017。余市のツヴァイとピノ・ノワールからできた複雑味のあるワインです。黒いスグリやチェリー、ハーブやスパイスのアロマに、野生感ただようフレーバーに魅了されます。

タカヒコソガ ヨイチノボリ パストゥグラン 2017(アイハラ) ワイン情報>>>